ABOUT

FOR ALL BOOKLOVERS について

この状況下で、自分が何をするべきなのか。
ずっと考え続けていました。
そうこうしているあいだに
状況は刻々と変わっていきます。

いま、さまざまな業界で、
さまざまな取り組みがはじまっています。
出版業界も、文化の火を消すまいと、
それぞれのプレイヤーが考えに考え抜いて、
前に進もうとしています。
何かは失われ、その代わり、新しい何かも、
また次々に生まれてきている。
激しい変化のさなかにあって、
「自分たち」がいまできることは?

何人かで(オンラインで)集まって話してみると、
思っていたことはだいたい同じでした。
「出版文化の真ん中ではなく、周縁にいる。
けど、本が、好き」
であることを自認する何人か、でした。

「少なくとも、いま自分ができることは、やりたい」

それぞれの知恵を絞って考えてみたところ、
できそうなことが増えていきました。
やりたいことも、同じようにたくさん出てきました。
そのなかで、まず大事だと感じたことは、
次々に生まれる「情報」をまとめること、でした。

願わくは、いまを生き抜くこと。
そして、より豊かな出版文化の未来にために、
いまを重ねていくこと。
わたしたちは「本を愛する人間」として、
さまざまな「いまできること」をしていきます。
必要な情報が、必要な人のもとに届き、
活力になる「仕組み」を作りたい、と考えています。
すべての本好きが、
すべての本好きのために力を集められる場所に、
このサイトがならんことを。

FOR ALL BOOKLOVERS(FABL)が
やりたいこと

出版社、書店取次、印刷会社、書店、作家、そして本を愛する人、出版業に関わるすべての人にとって有意義な「情報」と「選択肢」の提示、そしてそれを必要な場所に届けること

・本を買うにあたっての選択肢の提示

本を売買することは出版文化の維持のための手段のひとつです。まずは一般消費者ができる「買うという応援」という観点から、書店取次/書店のさまざまな取り組みの情報を収集/紹介したいと考えています。

・「買う」以外の選択肢の提示

買う以外にも、サブスクリプション型サービス、クラウドファンディングへの参加など、業界を支援するためのさまざまな取り組みが存在します。その情報を収集/紹介をしたいと考えています。

・書店が自衛するための方策の提示

日本には現在、書店は中古書店も合わせると全国20,000店もあると言われています。「書店」とひとくくりにはできるものではありませんが、各個でできる方策を収集、紹介したいと考えています。

・行政からの支援まとめ

現在、さまざまな行政からの公的支援が立ち上がっています。出版業界に関連する情報を包括的に収集、紹介したいと考えています。

・出版業界が活性化するための方策の提示

まずは全国書店向けに無料で配布する、作家による本屋さんに関するエッセイ集を制作しようと考えています。

あなたにお願いしたいこと

それぞれの立場からの「現在どのような情報が必要か」、そして「どのように届けるべきか」をお聞かせください。また、このプロジェクトを動かすメンバーとなっていただけると、とても助かります。

・書店としていま必要としている情報の提供

わたしたちは上記の「やりたいこと」がすべて「正解」であるとは考えていません。

「こんな情報が一番ほしい」「このようにしたらもっとうまく循環するのでは?」というアイデアをお聞かせください。

・プロジェクトへの参加

運営メンバーとしての参加、情報の提供、技術の提供など、あなたにできるパートでのプロジェクトへの参加を募集しています。

公式SNSを通して随時募集をさせていただきますので、ぜひフォロー、そして参加をお願いいたします。

参加者一覧
2020.5.12
由井緑郎(ALL REVIEWS)/ かんの(リトルスタッフ)/ 竹田信弥(双子のライオン堂)/ 橋本忠勝(リブアーク)/ とものり / 中村圭佑(ampersands)/ 鹿島茂(フランス文学者)
2020.5.18
かごとも(AR友の会)/ 福地博文(AR友の会/スタッフ)/ 伊川(ほんやのほ)/ はるるん / BREWBOOKS 尾崎
2020.5.19
小島ともみ(AR友の会)/ BOOKSHOP LOVER 和氣正幸/ 大道峻(LIBRIS)
2020.5.23
津田けいこ(AR友の会)/ sato manabu(学芸みらい社)/ げーはーふー
2020.5.28
やまね洞 / イイムラ
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